とする.このとき
(1)
(2)
(3)
(4) ()
が成立する.
(証明の方針)
∀-除去
∀-除去
∀-除去
を考える.
(1)について
- 左辺
に対して
平行移動
いま
と置けば
で表すことができる.他方
- 右辺
について
に対して
と置く.に対して
平行移動
で書ける.ここでたとえば,と置くとが成立する.そして仮定はないので∀-導入可能である.したがって
∀-導入
と成る.
(2)について
- 左辺
と置く.に対して
平行移動
で表す.
- 右辺
と置き,平行移動
を施して和をとれば
で表示することができる.たとえばと置くとが成り立つ.そして,仮定はないので∀-導入可能であるから
∀-導入
を得る.
(3)について
- 左辺
と置く.このときに対して
平行移動
を行う.
- 右辺
と置き,について
平行移動
を施す.ここでたとえばと置けばと成る.そして,仮定はないので∀-導入可能であるから
∀-導入
が成立する.
(4)について
と置く.このときに対して
平行移動
である.たとえばと置くと
i.e.
を成す.いま,仮定はないので∀-導入可能である.したがって
∀-導入
が成立する.