とする.このとき
が全単射であること
を示す.
(証明の方針)
関数のかたち
とする.
① が全射であること
② が単射であること
①について
を示したい.そのために
を示せば十分である.また,関数のかたちに注視すると
でありは加法で閉じているから
と書けるのでと置くことができる.☆
これより
をいう.
1 (1) 前提
1 (2) 1. ∀-除去
3 (3) 仮定
☆によりこの仮定は妥当である.
1 (4) 2-3. →-導入
1 (5)
②について
()
を示す.を仮定する.関数についての値を
s.t.
と選び
と表示すれば,写像の一意性と仮定からを得る.
以上よりは全単射である.