力のモーメント 26項

 a,b,c,......:束縛変数

 a_0,a_1,...,b_0,b_1,......:パラメタ

 |M|:力のモーメントの大きさ   \mathrm{N\cdot m}など

 |\overrightarrow{F}|:力の大きさ   \mathrm{N}

 a:腕の長さ   \mathrm{km,m,cm,mm}など

とする.このとき

 |M|=|\overrightarrow{F}|\cdot a  ☆

という関係が成立する.これらは何れもパラメタである.そこで対応記号

 〈|\overrightarrow{F}|,a〉\mapsto |\overrightarrow{F}|\cdot a

に基づいてパラメタを量化すれば

 ∀|\overrightarrow{F}|∀a∃|M|[|M|=|\overrightarrow{F}|\cdot a]

と書ける.

 ☆は

 |M_0|=|\overrightarrow{F_0}|\cdot a_0

という計算公式である.あとは

① ∃-仮定を落とせるか

② ∀-導入可能か(①や前提外のその他の仮定が落とされずに残っていないか)

という視点が必要である.