とする.このとき
①
②
を考える.しかし,このままでは合成できない.①では存在量化されているのに,②で全称量化されているからだ.そこで一旦,パラメタで考えてみる.
1 (1) 前提
1 (2) 1. ∀-除去
3 (3) 仮定
4 (4) 前提
4 (5) 4. ∀-除去
6 (6) 仮定
このときを考えると
6 (7) 6.
6 (8) 7. ∃-導入
1,4 (9) 6-8. ∃-除去
1,4 (10) 9. ∀-導入
このようにして,合成写像は存在する.
例
いま
と仮定する.
まず,を考える.に対して
である.
次に,を計算する.に対して
を得る.
☆ とを仮定したがパラメタ変形によって,両項ともに消えてしまったので,仮定も自動的に消える.